NISAの基本

銀行に預けているだけでは、お金は増えず、眠っているだけだからです。

銀行の普通預金の平均金利は、なんと0.001 ％　

10万円貯金をしても利息はつかず、100万円貯金すると、普通預金の税引き後の利息は7円。

皆さんが一生懸命働いて稼いだお金を、銀行にそのまま置いて置くだけでは、永遠に増える事はありません。

にもかかわらず、20代の資産構成割合は預貯金が95.1％。30代の資産構成割合では、94.7％と

この事実を知りながらも未だに多くの方が、銀行にお金を眠らせているのが実情です。

またNISAの運用状況を見てみると、年々増加傾向ではあるものの、

金融庁「NISA口座の利用状況調査」では、一般NISAと積み立てNISAの口座開設数は約1,703万件です。

一般NISA、積み立てNISAともに、20歳以上が利用出来る事から、単純計算ですが、20歳以上の人口が、2022年6月末時点で、1億496万人なので、口座開設の割合は約16.5％とまだまだ少ない状況です。

通常、株式や投資信託などの金融商品に投資をした場合、

これらを売却して得た利益や受け取った配当に対しては、約20%の税金がかかります。

例えば100万円投資して、30万円利益が出た場合、この利益30万の20％⇒6万円が税金で徴収されます。

ところがNISAでは、「NISA口座」内で、毎年一定金額の範囲内で購入したこれらの金融商品で

利益が生まれた場合、この税金（20％）がかからなくなるという制度です。

上記の例を再度参考にすると、上記の6万円が０円になるということ。

ただし、あくまでもNISA＝投資ですので、利益が出ることもあれば、損をする場合もあります。

一覧表をまずはご覧ください。

NISAには3種類あり、それぞれ年間非課税限度額や、非課税期間に違いがあります。

具体的には次回以降の記事で記載しますので、そちらをご覧ください。