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今回は昨今巷で流行っているFIREについて簡単にまとめていきます。
そもそもFIREとは
FIREとは「Financial Independence, Retire Early」の頭文字を取ったもので、
日本語では、経済的自立をした早期リタイアを意味する言葉です。
昨今日本でも流行し、様々な書籍が出版され、FIREを達成している人も少しずつ増えてくるようになりました。
ではなぜそもそもFIREを目指す人が増えたり話題になっているのでしょうか。
これまでの日本では新卒～定年まで勤め上げる働き方が当たり前で、早期リタイアという考え方はほとんどありませんでした
ですが、これからの働き方は人生を100年時代と考え従来の生き方だけではなく、
休職してやりたいことに挑戦したり、転職したり、学び直しをするなど生き方の概念も変わり、
FIREもひとつの新しい生き方として注目を集めるようになっています。
FIREのメリット
FIREのメリットは言わずもがな、時間、場所、人間関係などに縛られずに、好きなことだけで、
自由な自立した生活を送る事ができることです。
FIREの具体的な方法
FIREにおける経済的自立では、資産運用が大前提で、運用益のみで生活をすることが基本となっています。
FIREの具体的な手順は以下の通りです。ここではあくまでも方法のみ記載します。
- まずは目標を設定しましょう。FIRE達成のためには、「年間支出の25倍の資産」が必要とされています
- 理想的な生活を送るためには毎月いくら必要なのか試算し、年間どのくらいの支出になるのかを試算する。
- 試算出来たら、目標に向かって支出をコントロールし、毎月一定額を貯蓄し、投資元本を確保する。
- ③を継続しつつ、貯めた投資元本のいくらかを資産運用して、お金にも働いてもらい貯蓄を加速させる。
- FIRE後にしたい生活の中で、趣味や好きなことの延長で、お金が稼げるものはないか考えておく。
上記①～⑤を行うことで、理論的にはFIREは可能です。※詳細は次項で記載
ですが、仙人のような倹約質素な生活を送るのと、毎週外食したり、洋服や趣味にお金を使い多少贅沢したいなど、
「どのくらいの水準で生活をしたいのか」は人によって異なりますので、FIRE後の生活もイメージする必要があります
FIREは実現可能なのか
上記の方法を実践すれば理論的には実現は可能ですが、実現のために最も重要となってくるのが、
FIREの大前提である資産運用で、キーワードは「運用益です」です。
「４％ルール」をご存知でしょうか？FIREをネットで検索すると、この「４％ルール」が各記事に書かれています。
この４％ルールとは蓄えた投資元本を資産を4％で運用すれば、仮に5000万円の投資元本を用意した場合、
年4％で運用（４％ルール）すれば運用益は200万円になり、年間生活費を200万円以内に抑えるようにすれば、
資産は目減りせず、運用益だけで生活が出来るので、FIREが可能になるという理論です。（税金は無視）
例えば新NISA制度を利用して一生涯の限度額1,800万を以下のファンドで運用した場合はこのようになります。
楽天・全米株式インデックス・ファンド
過去5年間の平均利回りは15.75％なので、約284万円の利益がでます。
ｅＭＡＸＩＳ Ｓｌｉｍ 米国株式（Ｓ＆Ｐ５００）
過去5年間の平均利回りは年利 18.50%なので、約333万の利益がでます。
つまり、資産運用を有効に活用することで、年利4.0％以上の結果を出せば、投資元本がそこまで多くないケースでも
FIREすることは可能といえるでしょう。
ただし、FIREは現実的には厳しいものが
ここまではFIREについて肯定的に実現可能な方法について記載しましたが、実際にはハードルはかなり高い事もあります
- 金融危機による株式市場の暴落リスクで、FIREの基本的な考え方である4％ルールを維持することが困難になる。
- 結婚・出産などにより、家計収支が変化し、当初の目標や計画の見直しが必要
- 親の介護や、自身の体調の変化等自分でコントロールできない問題に直面する
若くしてFIREを達成したい！という夢や希望を持つことは大切ですが、
FIREの実現には、上記のような環境変化が起きた際に、自分一人では解決できない問題に対しての備えも重要で、
一気に計画が崩れてしまわないように、事前にあらゆる面で想定をしておく必要があります。
いずれにしても重要なこと
ここまでご覧いただきありがとうございます。
FIREの実現をするしないにしても、将来のライフプランをイメージしておくこと、
資産運用を積極的に活用して早い段階から、お金にも働いてもらうことがなにより重要です。
最後に
株式会社ウィンカムでは、スマイルプロジェクト様と業務提携をし、夢や目標の実現のためのライフプランの作成（ライフブック）のサービスを提供しております。
資産運用したいけど何からすればいいのかわからない、、、
将来やりたいことのためにいくらあったらいいのかな、、、
など、不安や悩んでいることを中立的な立場から、コンサルティングさせていただきます。
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